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吉和暮らしツアーで体験 6世帯が冬の生活など知る 廿日市市が催す

2017年02月10日


スコップで雪かきの大変さを体験し、除雪機の使い方も学んだ(上)。昼食は地域住民と吉和・佐伯産の食材を使ったしし鍋を囲みだんらん
 【廿日市市吉和】廿日市市吉和地域への移住・定住を促す「里山暮らし体験ツアー」が5日、同地域一帯であった。広島市や大竹市などから子ども連れの家族や高齢者など6世帯11人が参加。除雪作業や昼食を地元住民とともにして、生活の苦労や地域の魅力を知った。廿日市市シティプロモーション室主催、㈱JTB中国四国が実施。
 吉和地区は同市北部の標高600m以上に位置する。全372世帯(住民基本台帳1月1日時点、以下同)で、人口総数693人。そのうち65歳以上が49・1%を占めている。
 当日、道路以外は一面雪景色。民家の屋根の雪が落ち大人の背丈ほど積もっている所もあった。小雨の中、参加者は専用スコップで住民宅前の通路を雪かき。水を含んだ雪に「重い。通勤前にやると思うと大変」と額に汗をにじませながら手を動かした。除雪機の使い方も学んだ。昼食は吉和・佐伯産の食材で作ったしし鍋を地元民と一緒に囲んだ。鍋をつつきながら、官民のイベントが一年を通して100以上あることや市街へ通勤する人がいること、外出が難しい高齢者宅に商品を届けてくれる地元店があることなどを聞き、思い描いていたライフスタイルと照らし合わせていた。
 参加者からは「全科が備わる医療モールが近隣にないと不安」「サラリーマンとして市街地に通うのは難しい」という意見があった。一方で、「子どもをのびのび育てることができる」と移住を本格的に考え、先輩移住者の話を熱心に聞く人もいた。
 食後は同地域のスキー場や吉和支所、移設工事中の診療所などを見て回った。吉和小・中学校(通称・吉和学園)では中学2年生全8人が春夏秋冬の観光スポットを紹介。スイセンカやヒマワリの観賞コース、温泉施設などから、地元で人気の弁当などのローカルな情報まで、幅広く伝えた。
 同プロモーション室の棚田久美子室長は、すぐに移住につながるとは考えていないと言う。「ツアーを通して足を運ぶきっかけになってほしい。まずは地域のイベントに参加するなど、吉和に心を寄せてもらいたい」と話している。
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