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住宅団地バスで巡る 問題解決策を探る旅

2017年03月10日

住宅団地の抱えるさまざまな問題や課題の解決策を探ろうとバスで巡った
 【佐伯区】先進的な取り組みをしている団地を訪問し活動している人から直接話を聞く「住宅団地バスツアー」が5日、広島市佐伯区役所発着であった。区内のほか廿日市市阿品台からなど約30人が参加。同区の彩が丘団地、安佐北区のくすの木台団地、安佐南区のA.CITY団地を訪れ活動報告を聞き熱心に質問などした。佐伯区団地元気フォーラムと同区の主催。
 彩が丘団地では、まちづくりの紹介と昨年11月に初めて実施した夜間防災訓練についての講演があった。
 彩が丘団地は山に造成された団地で、坂が多く車道の側に私有地となるわずかな幅の緑地帯があるなど特徴がある。壇上に立った津村秀孝連合町内会長は、それまでの建築協定が二十年経過し失効したことで、地区計画・街並みガイドラインを作ったと話した。バス停にすらベンチがなかったので広島工業大学生のデザインしたベンチを設置したこと、集会所など資産保持のため連合町内会を法人化したこと、野良猫対策、町内会加入率向上と維持のため特別会員制度を定めたこと、路上駐車の対策などを紹介していった。
 野良猫対策については、以前から増やさないよう取り組みをしていたが、行政の地域猫活動支援を利用し町内会で登録。不妊去勢手術の支援を受けた。町内会加入率は、役員をしたくなかったり独居により引き受けられないなどを理由に退会する世帯があったので、家庭の事情を考慮し役員免除のまま会員でいることのできる制度を作った。子どもが育つことで保有車両が増化するなど路上駐車が増えたことについては、保管場所法違反など紹介しつつ「怒るのではなく、話し合って協力してもらった」。自発的に駐車場を借りたり、駐車スペースを拡張してもらった。
 今後の目標として、町内会員にタブレット端末を貸し出し回覧版がわりにしたり、地元スーパーとの提携で買い物しやすくしたいなど構想も口にした。
 自主防災会の加藤勇人会長は、夜間防災訓練での様子を話した。200人の参加見込みが、約430人集まり充実した。防災無線放送設備がなく、市の防災用メールに訓練情報を流してもらったことなど話した。「次はウオーキングをしながら危険区域を歩いてみる会をやってみたい」と意欲も見せた。
 参加し耳を傾けた人の意欲は高く、質問ではより具体的な話が出た。「集会所は市に寄贈しなかったのか。運営は黒字かトントンなのか?」、「防災訓練でペットを連れてくる人がいるが、どうしたか?」など。集会所の運営は負担になっているので今後考えたい、ペット連れの避難者は事前に屋外にペット用の場所をまず決めると答えていた。
 その後、くすの木台団地では空き地を一括管理して駐車場として貸し出し資金を確保し空き地の維持管理をしやすい環境を整えている様子など勉強。A.CITY団地では、防災・防犯を核に伸び悩む自治会加入率の改善に取り組んだ様子など学んだ。
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