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庚午・高須の3踏切拡幅終了 17日に完了祝う式典開催予定 広島市西区内

2017年04月14日
上写真奥側がJR庚午踏切、手前が広電東高須踏切。下はJR広電共同高須踏切。住民の熱意が実現した
 【西区】広島市西区のJR庚午踏切とその南側を走る広電宮島線東高須踏切、さらに両踏切の西側に位置するJR広電共同高須踏切の拡幅工事が終了した。拡幅を熱望して活動してきた住民グループ高須・庚午踏切改善促進協議会(会長─豊島岩白広島市議会議員)は17日、庚午北集会所で、広島市の松井一實市長を招いて工事完了式典を開催し、喜ぶ予定だ。

二十年超す熱望かない 安全に通りやすく実現

 宮島沿線沿いの抱える問題の一つがJR・広電宮島線の軌道交通機関の線路による地域の東西分断。中でも、共同踏切は俗に「開かずの」と称される場所が少なくない。踏切は、交通量の増加と共に、高齢者、障害のある人、幼い子連れなどの横断にも配慮した拡幅などがどの地域でも望まれてきた。
 拡幅の叫ばれていた3つの踏切は、いずれも山手のベッドタウンと宮島街道など幹線道をつなぐ要衝として車の交通量が多い。広電の駅もあり、住民の生活道としても歩行者、自転車、ベビーカーや車いすなども通行する。
 豊島会長によると、高須・庚午地区では二十年以上前から3踏切拡幅を望む声が挙がっていたと言う。「幅が狭い上に、舗装もされておらず歩道もなかった。歩行者・自転車、車いすやベビーカーなどが渡り難く現在の社会情勢にそぐわなくなっていた」と話す。
 協議会副会長を務める椿孝夫高須町内会長は「昭和40年代前半までは、山手は行き止まりが多く静かな地域だったが、1974年の西広島バイパス4車線開通や2001年の高須台─己斐間の開通などで、通過交通が一気に増えた」と実感する。
 十年前の2007年、高須・高須2丁目西・古江東町東・高須台・古江東・庚午北と高須通り商店街の町内会役員で協議会を発足。当時の秋葉忠利市長や西区、JR・広電両社に訴えてきた。
 六年前の2011年に、まず共同踏切である高須踏切の拡幅が終了。合わせて踏切を挟む東西の市道も整備した。さらに16年3月末に庚午、今年17年2月に高須東の拡幅を終えた。
 3踏切は、いずれも幅5mの車道と両側にカラー舗装してなめらかになった幅1mの歩道を設けた。前後の市道と幅をそろえて車両が通りやすくした。歩道部分の整備で自転車、ベビーカー、車いすなどもガタガタ揺れたり車輪がすき間にはまり込む点など解消している。
 拡幅に合わせて、古かった遮断機なども現在主流の音の小さいものなどに付け替えてある。
 豊島会長は、「市民に本当に必要な公共工事について考えて知ってもらうと同時に、どんどん利用してもらうことで価値を高めていくことが重要」と話している。椿副会長は「地域全体の問題だった踏切拡幅が、7つの町内会や商店街が協力して当たるまちづくりの動機になったと今は思う」と振り返る。
 区地域整備課によると、工事費は高須共同踏切が約1億5000万円、庚午踏切と東高須踏切がそれぞれ約8000万円。
宮島街道ニュース

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