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目指すは津和野 廿日市から力走 早駆け大会初開催

2017年05月19日

多くの人が往来した街道に思いをはせながらゴールを目指した
 廿日市市と島根県鹿足郡津和野町とを結ぶ旧津和野街道沿いを走る「津和野街道早駆け大会」が13日、初めてあった。約97・2㎞、標高差約950mのコースを全国から集まった個人20人と4人一組の7チームが挑んだ。廿日市や津和野町などの商工団体や広島県トライアスロン協会などで構成する実行委員会が初めて企画した。
 同大会は津和野藩の参勤交代の道として使われた同街道の魅力を広く知ってもらい、石畳の残る街道の保存・修復につなげようと同大会実行委員長で山陽女子短期大学臨床検査学科の谷口薫教授が十年前から開催を検討してきた。協力者を集めテスト走行を繰り返しながらコースを思案するなどして、今年、開催にこぎ着けた。
 当日は午前5時、同市天神の正覺院を住職のホラ貝の音で一斉にスタートした。同市宮内地域から県道30号線を上り佐伯地域へ。吉和地域に続く国道186号線から山口県岩国市の羅漢山、同郡吉賀町など経由し、ゴールの道の駅津和野温泉なごみの里(同郡津和野町)を目指した。4カ所のエイドステーションで、選手たちは持参した容器に飲料水を補充し、振る舞われたオレンジなどの果物を食べるなどして、呼吸を整えた。道中、苦しそうな表情を見せ歩く姿もあったが、自然豊かなコースに笑顔をこぼす選手もいた。
 チームの部は地元同市役所職員で構成する「廿日市市役所C」が7時間37分33秒で優勝した。個人の部では大阪府の蔵本康孝さん(48)が8・19・34で制覇。5人のリタイアが出たが15人が完走を果たした。ゴール地点ではつえを突きながら進む選手の姿に涙を流す参加者もおり、大きな拍手で出迎えていた。
 谷口実行委員長は「ボランティアの協力もあり無事終えることができた。レースでまたぐ広島・山口・島根県の各地域がにぎわう大会にしていきたい。将来的には津和野街道がニュージーランドのミルフォードトラックのように世界一美しい散歩道と言われるよう力を入れていきたい」と話す。今後は津和野地域から廿日市地域を目指すコースも検討しているそうだ。
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