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6・29豪雨災害追悼式 25日に災害防災板披露 佐伯区の河内地区

2017年06月16日

大きな傷跡を残した豪雨災害から十八年。出来事や記憶を風化させず伝えることで鎮魂と再発防止の思いを次世代に引き継ごうと総合ボードも作った
 
 【佐伯区】1999(平成11)年6月29日に広島市佐伯区の河内地区で10人の犠牲者を出した豪雨災害から今年で十八年を迎える。同地区町内会連合会(杉田精司会長)は災害の風化を防ぎ住民の防災意識を高めようと土砂災害特別警戒区域や避難経路・場所など記した「河内地区土砂・洪水災害総合防災ボード」を作成した。25日(日)に河内公民館(同区五日市町大字上河内)である追悼式「忘れまい6・29集会」で披露し、地域の防災活動や児童の学習に役立てる。
 ボードは縦120?横90?。同地区を縦断する八幡川を中心にした地図に、土砂災害特別警戒区域を赤色、同災害警戒区域を黄色、浸水の危険のある区域を水色に色分けした。6・29で犠牲者の出た荒谷・魚切・古野・門前4地区の当時の災害状況写真を載せた。下部のスイッチを入れると、指定緊急避難場所や住民の一時避難場所などの位置を示すライトが点灯し一目で分かるように工夫した。避難経路は今後新たな経路ができた際に変更できるようシールで指し示した。製作には市からの補助金約20万円を活用した。
 河内地区自主防災会連合会は2012(同24)年に同公民館の敷地内に慰霊碑を設置。毎年6月に「忘れまい6・29集会」を石碑前で開き、災害を後世に伝え住民の防災意識向上に努めている。
 杉田会長は「災害直後、各々が安全と思う場所に避難することも多く、家にとどまる人もいた」と振り返る。「被災から十八年が経ち、被災場所には草木が生え住民の記憶も薄れてしまう。もう一度防災への意識を高め豪雨災害を知らない子どもたちには自分たちが住む地域がどんな場所か知ってほしい」と学校や地域の防災講演などでの活用を呼び掛けている。
 25日の同集会は午後1時半~。追悼式後に防災講演を開く。
 同集会の問合は、同公民館TEL(082)928・0219。
宮島街道ニュース

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