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海抜ゼロは無限の広がり 倉本聰さん講演に1000人 廿日市市で

2017年06月23日
倉本さんが思いを語った
【廿日市市】テレビドラマ「北の国から」の脚本など手掛ける倉本聰さんの講演会が16日、廿日市市のはつかいち文化ホールさくらぴあであった。約1000人を前に、倉本さんは「海抜ゼロから考える」と題し、自らの考え方やドラマを執筆する際の思いなど語った。廿日市商工会議所、同市文化協会など主催、西広島タイムスなど共催。
 「富士山に登ったという人の話を聞くが、実際には登っていないんですね」と富士登山について話し始めた倉本さん。昔は1合目から歩いて登っていたが、現代は5合目まで車で行き頂上を目指しているからという。
 だが、5合目の円周は6合目より大きく、下がれば下がるほど山への登り方や楽しみ方など選択肢と視野は広がるという。「「海抜ゼロ」に立てば無限の広がりになる」と自らの基になる行動する際や物事の考え方について話した。
 水と酸素を生み出す森の保全の大切さを訴え、木の生い立ちは根っこの部分から来ていると説く。「登場人物がぶつかったときに起きる化学反応がドラマになる。根っこをしっかり書かないとドラマにならない」と語り「木は根によって立つ。されど人の目には触れない」と言葉を残した。
 講演会は、ウッドワン美術館(同市吉和)で倉本さん自らが描いた「点描画展」(8月20日(日)まで)に合わせ開催した。講演会では、同館学芸員の松浦瞳さんとの対談もあった。線ではなく点を描くのはテレビの画素数の発想からであることや映画監督・黒澤明氏の絵コンテに刺激を受けドラマを作る時に自分なりにコンテの世界を作ろうと思ったら面白くなったというエピソードなど披露した。

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