宮島街道にしひがし

西広島の今を伝えます
  • 最新号
    (08.11発行)
  • 一面
  • くらし
  • 宮島街道
  • ビジネス
  • スポーツ
  • 医療
  • イベント
  • 募集

国民学校元児童の見た戦争 古田で原爆投下や終戦を地域に語る

2017年08月11日
今の児童に平和の大切さを伝えようと体験を話した
 
 【西区】昭和20年、当時の古田国民学校に在校し8月6日の原爆投下、15日の終戦を体験したお年寄り4人が当時の記憶や平和の大切さを話す古田平和学習会「平和をつたえるおはなし会」が2日、広島市西区の古田児童館であった。小学1年生からお年寄りまで78人が参加して、身に迫った実体験を聞いた。同児童館と古田公民館が主催した。
 話し手は、当時5年生で、今も地元や近隣に住む級友の舛田益實さん、森本清人さん、山本明子さんと、3年生で現在カナダ在住の好村ランメル幸さん。好村さんは、インターネット電話スカイプで現地から参加した。
 尋常小学校から国民学校に変わった当時─。舛田さんは、原爆投下時に学校のそばで盛り上がる火の玉や爆風で家が破損するのを見た。2歳年上で中学生だった兄を原爆で亡くした。広島市中心部から大八車で運ばれてきた多数の遺体を、庚午などで焼く様子を遠くから眺めた。
 カナダで被爆体験を話したり、手記「忘れないでヒロシマ」を出版するなど平和活動に力を注いでいるという好村さん。被爆死した父の遺体を目の前で焼かれた苦しさを伝え、自著の一部を朗読した。
 4人は、今の児童たちが楽しんでいる生活が平和の中でこそ受け取ることができると強く伝えた。
 開催後に参加者から集めたアンケートでは、行事に参加して「よかった」が8割を超し、「ふつう」と合わせて92%だった。話を聴いた感想では「平和という大きなテーマだったが、戦争・原爆の体験を直接分かりやすい言葉で聞けたことは心に伝わるものがあり、改めて考えさせられた。最後にお一人お一人から子どもたちへのメッセージがとてもよかった」「お話を聞いて今まで分からなかったことが分かったから参加してよかった」などの声があった。
宮島街道ニュース

西広島タイムス電子版


平成29年8月11日 第1464号

パソコン・スマホで読めます!

西広島タイムスを
新聞をめくるように
読んでいただけます。

広告もご覧いただけます。

バックナンバー