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宗箇の威徳しのび献茶 上田流茶道と住民が佐伯地域で今年も

2017年10月27日

今でも伝わる宗箇の偉業や人柄をしのんで献茶した
 【廿日市市佐伯】武家茶道・上田宗箇流の初代上田宗箇をしのぶ「宗箇まつり」が21日、廿日市市浅原の浅原市民センターであった。参加した茶道関係者や地元住民など約50人が点前や献茶を見守り、同地域に伝わる偉人に思いを馳せた。地元コミュニティ・活気ある浅原を創る会が構成する同まつり実行委員会主催。
 1620年代に浅野藩の客分家老で茶人でもあった宗箇が同地域で茶三昧の暮らしを送ったとされる。当時、宗箇が茶を点てるのに汲んだ銘水が「岩船の水」と称され、現在も残っている。
 献茶は同流教授者・藤本優美子さん(50)が点てた茶を献納した。祝詞奏上や献饌などの神事後、同実行委員会の谷口英三委員長(65)があいさつ。「青石一升米一升」の精神から住民に「そうかさあ」と親しみ呼ばれていた宗箇へ尊敬の意を伝え「清らかな岩船の水を残し、人を大切に思う心を受け継いでいきたい」と締めくくった。
 当日は、広島修道大学生や市立津田小学校児童が手伝った。参列者へ茶や菓子を振る舞った。式典後には直会を開き、住民や同流派の家元が顔を合わせ食事をともにした。

青石一升米一升
宗箇の暮らした草庵そばの小径に大小の青石が埋まり歩きづらかったため村人が時折、掘り起こし除去していた。宗箇は村人の苦労を無駄にすることなく石を庭に敷き庭作りに活用。石を持ってきた村人には苦労をねぎらい、米一升を持たせたと言われている。
互いに相手を思いやる言葉として、浅原地域に言い伝わっている。
宮島街道ニュース

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