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招き犬や狛犬も 新年をお出迎え 宮島張り子に土鈴

2018年01月01日

色鮮やかなイヌの張り子(上)と雄々しい狛犬の土鈴が新年を告げる
 【廿日市市宮島】廿日市市宮島町で来年の十二支「戌」の宮島張り子と宮島土鈴つくりがピークを迎えている。首振りや面、大きさや形のさまざまなイヌが塗装され、新年を出迎えている。
 宮島民芸工房で制作している張り子は全7種。犬の首振りは3回目で、宝珠に乗ったスタイル。面は赤・青の2種類で大元神社の狛犬を見本にした。今年の新作は「招き犬」。耳の黒いイヌ「狆(ちん)」をモデルに、胴体の前掛けに朱の大鳥居と青い海、緑の山を描き宮島らしさを表現した。制作者の田中司郎さん(64)は「「招き猫」があるならイヌもあっていいんじゃないかと思いデザインした。縁起物としてどちらも同格に扱いたい」と目を描き命を吹き込む。兄・重美さんと姉・善子さんとともに作業場にこもり、正月の納期まで作業は続く。
 宮島土鈴は越智陶芸で制作。全9種ある。3代目の竹井奎子さん(80)が先代から引き継いだ土鈴「幸せの犬」は4枚の宮島杓子を四方に合わせた形状で「カランカランと奥深い音色」を奏でるそうだ。正面には白い小犬3匹を描き、「息災」と思いを込めつづった。今年の新作は嚴島神社の狛犬がモチーフの「かまえの狛犬」。尻を上げた構えから「災難にすぐに立ち向うことができる」「尻上がりで将来威勢よく進む」と、島民が縁起をかつぎ石像を撫でていることを理由に選んだ。「石像本来の色に近づけ、彫りを深くし力強い表情を強調した」と力作が並ぶ。
 張り子・土鈴どちらも毎年正月向けに約1000個制作する。すでに出荷した商品が島内の土産店に並び、来島者の目を楽しませている。
宮島街道ニュース

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平成30年1月19日 第1484号

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