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〈連載特集②〉
昔の夢と今の仕事
働く人に聞く選んだ理由

2018年01月26日
 子どものころ、だれでも一度は思い描いた将来の職業。実現した人もいれば、違う道を進んだ人もいるでしょう。今回は地元で働く図書館司書と警察官に、子どものころの夢と併せて、やりがいや苦労を聞いてみました。皆さんも昔の夢を振り返ってみてください。
     ◇
図書館司書
本と人を結ぶ楽しさ
 幼いころから本好きで、母親に連れられ、図書館や書店に行くのが楽しみだった。はつかいち市民図書館司書・木村蕗絵さん(26)が卒園アルバムに書いた将来なりたい職業は、当然のように「本屋さん」だった。
 小学校では図書係。日ごろ本を読まないという友達に面白いと思うシリーズを紹介した。しばらくして「次の巻はまだ出ないの?」と聞かれた。「すごくうれしかった。将来は本と人とを結び付ける仕事をしたいとより強く思いました」。
 司書の存在を知ってからは思い続け、大学で資格を取った。日本語学も学んだ。「言葉はファッションだ」と言うフレーズが、心に残る。育った環境や考え方、自分の思い描くあるいは自分の表現したい自分自身…。それが言葉遣いや書く際の言葉選びに表れると思う。本と言葉の話をする時、笑顔が止まらない。
 司書の求人枠は少ない。卒業間際、はつかいち図書館に求人が出た。無事採用された。
     ◇
警察官
困った人の役に立つ
 広島西警察署・大木麻由巡査(20)は、日ごろ「陰日向なく」を心掛けている。父・兄が警察官だったが、子どものころなりたかったのは「花屋さん、幼稚園の先生、看護師」。「だれかの役に立つ仕事をしたい気持ちが強かったです」。
 大好きだった従姉妹が警察官になり、意識するようになった。中学2年生の時だ。「憧れのお姉ちゃんがうちに来ては仕事のやりがいなどを笑顔で話すのを聞くうちに自分もなりたいと思い始めました」。
 ハッキリ決めたのは高校2年生の時。父は反対した。母が自分の人生なのだから応援してやろうと父を説得してくれた。公務員試験が進むうち、「これからさらに難しくなってくるから頑張れ」と父も後押ししてくれた。合格した際に、家族みんなが喜んでくれた。
 草津交番を経て、2017年9月に横川交番へ。道案内から困り事、事件・事故の被害者まで訪れる多くの人。一人ひとり状況の違う相手に「どうやって落ち着いてもらうか、話を聞き出そうか」心を砕く。3交代制にようやく体が慣れてきた。
 ピアノが趣味。ドビュッシーの「月の光」が好きという。
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