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障害ある人の就労を後押し 「落ちない」葉で受験生応援 リバティーはつかいち

2018年02月02日

ヤマコウバシの葉のストラップはビーズを装飾。ボールペンは折り鶴の飾りが揺れる
 【廿日市市】廿日市市の障害のある人が働く就労継続支援A型事業所「リバティーはつかいち」が、オリジナル商品の開発に力を入れている。一般就労を目指す利用者の手作り。新たに受験シーズンを迎え、ボールペンと「枯れても落ちない」ヤマコウバシの葉のストラップをセットにした新商品を発売した。障害のある人の就業を後押しするとともに、受験生を応援している。
 同事業所は、一昨年8月に開いた。現在、定員20人に対し身体5人・知的2人・精神12人の計19人が利用している。当初は内職のみだったが、昨年からはホテルのベッドメーキングや段ボール加工場などの施設外作業を請ける一方、新たにオリジナル商品の開発を始めた。
 特に力を入れているのが、折り鶴を使った商品。利用者が、3・5㎝四方の友禅和紙を手折りし樹脂加工する。ピアスと髪飾りセット、ストラップにした商品は、広島市中区のおりづるタワーで販売し好評だそうだ。ほかにもちりめんのヘアゴムなど約10種類の商品を開発。さらにヒノキやサクラなどを組み合わせた名刺入れが、廿日市市のふるさと寄附金の返礼品にも決まった。同事業所広報部の平野里絵さんは「作るのも楽しいし、いろんな人に見てもらい買ってもらうことで(利用者が)自信になり、働くことへの喜びにつながる」と話す。
 新商品は、同市吉和のもみのき森林公園のヤマコウバシの5㎝ほどの葉の裏に友禅和紙を張りラミネート加工したストラップとボールペンをセットにした。嚴島神社で合格祈願した。100個限定(700円)でフジグランナタリー2階の同事業所や宮島町の中丸勝啓本店、インターネットで販売している。売上の一部を、音の出る信号機設置のため寄付するという。
 すでに同事業所から2人が地元企業に就職しているという。管理者の岡本淳さんは「親亡き後が大きな課題。自立を支援し、一般就労への橋渡しになるような活動をしていきたい」と力を込める。
 問合は、同事業所☎(0829)36・3141。

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