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五年前の惨事教訓 宮内7町内会が訓練 災害時の避難や備え

2018年02月23日

防災避難グッズを確かめたり、段ボールベッドを体験したりした
 【廿日市市】廿日市市宮内地区の7町内会が南海トラフ地震を想定した避難訓練を18日、市立宮内小学校体育館(同市宮内)で実施した。各町内会の住民約210人が参加。地震発生時の避難経路や避難生活での必需品など確認し、いざというときに備えた。
 訓練は、四国南側沖の南海トラフで震度6弱の地震発生を想定した。住民らは防災無線放送の合図とともに、避難経路上のブロック塀や用水路など危険が潜む個所をおのおのでチェックしながら体育館に避難した。館内の防災講習では、毛布や上着で代用した簡易担架の組み立て方や被災時に使用する段ボールベッドなどを体験した。
 宮内地区自主防災部の桝井満部長が実際の災害時の避難所の様子をスクリーンで紹介した。避難者が隙間なく身を寄せ合っている映像や食糧不足を経験した避難者の経験談を伝え「物資が届くまで最長で三日は掛かる。必要な食糧や水分など各自で考え備えておいてほしい」と呼び掛けた。加えて大震災時は救急隊などの救助を期待し過ぎず、自助・共助の意識を持つよう説いた。
 宮内地区は2013年6月の大雨で土砂崩れが発生し死者が出た。同様の事態が起きないよう翌14年に、宮内地区全域で合同避難訓練を実施。地域によって起きる災害が違うため、15年に同地区を3エリアに分け各エリアの現状に合わせた訓練を実施している。宮内地区コミュニティづくり協議会の高田健一会長は「今後三十年の間に南海トラフ地震が発生する確率は70%―80%と言われている。各自が危機感を持ち防災を考えてほしい」と話している。
 講習会後は、宮内市民センターに移動。各町内会に分かれ危険個所の洗い出しや避難経路などの情報を共有した。最後は、非常食や豚汁の炊き出しを共に食べ、交流を深めた。
宮島街道ニュース

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