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コイン通りの発展願い二十年 街づくり委員会が節目迎える 定例会休まず240回も

2018年02月23日

通りの活性化に向け、金持ち神降ろし祭り(上)や縁起動物モニュメントを設置したりなどさまざまな企画をしてきた
 【佐伯区】広島市佐伯区の「コイン通り街づくり委員会」(橋本哲夫委員長)が、発足二十周年を迎えた。設立以来、毎月1回開催している定例会は一度も休むことなく今年1月には240回を重ねた。通りの活性化など話し合い、さまざまなイベントを企画し地域を盛り上げてきた。3月4日には、さらなるまちの発展を願い新たな出発点として20周年記念祝賀会を開く予定だ。
 1977(昭和52)年に「五日市中央通り商店会」(現コイン通り商店街振興組合)が発足した。当時、通りでは歩道のカラー舗装化や街路灯の設置、街路樹にアンズを植えるなどハード面の整備は進んでいた。一方、ソフト面で住民視点での発展を考える組織が必要と考え98(平成10)年2月に同委員会を立ち上げた。委員は、現在も座長を務める元広島工業大学環境学部地域環境学科教授の菅原辰幸さんをはじめ町内会役員、地主に建物オーナーなどが名を連ねた。
 委員会を通じ、多くのイベントを展開してきた。同年からはあんず祭り。2000(同12)年からは造幣局の花のまわり道に合わせて「さくらパレード」も企画した。同委員会委員の西村慎治さんは「佐伯区のみならず県内外から多くの人に来てもらおうと始め、地域にサクラのイメージが定着したのでは」。同パレードは06(平成18)年の「ひろしま千客万来賞」を受賞した。
 通りのイメージとして定着しているのが造幣局があることから構想した「金持神に会える街」。01(同13)年に全日本金持学会を立ち上げ、ビル屋上に金持稲荷大社を建立。現在、年間約8000人の参拝客が訪れるほどのスポットになっている。金持神降ろし祭りは今年4回目を迎えた。歩道には十二支の開運動物モニュメントなども並ぶ。さまざまな活性化策に、同商店街振興組合の清水美和子理事長は「街づくり委員会なしでは商店街は成り立たない」と感謝する。
 加えて環境整備にも力を入れた。01(同13)年には造幣局周辺水路で「春の小川復活作戦」でドジョウを放流。同委員会には「花クラブ」があり、花壇を整備したり。同大学や広島市立大学の学生もゼミの一環で協力してもらった。
 西村さんは「皆が危機感を持ち商店主だけではできない通りの活性化につなげようと思ったからこそ二十年も続いた」と振り返る。清水理事長と「若い人に参加してもらうことが今後の課題」と口をそろえる。「次の三十周年に向けた新たなスタート。テナントはもちろん地元の人と一緒に手を取り合い、歩いて楽しいまちづくりをしていきたい」と節目を迎え誓う。

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