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右左折先の横断歩道よく見て
広島西署管内 平成29年事故まとめ

2018年02月23日
 【西区】広島西署(冨原政成署長)は、同署の管轄する広島市西区内で平成29年一年間に発生した交通事故についてまとめた。幹線道の交差点で右左折する車が右左折先の横断歩道などを横断中の歩行者や自転車とぶつかるケースや渋滞時の車の追突などを注意点に挙げ、ドライバー、歩行者ともに注意を呼び掛けている。
 同署によると、人傷事故発生件数は545件で前の年の平成28年(643件)を98件、15%下回った。死者数は2人で1人増えた。死者は2人とも歩行者だった。物損事故は5682件で、前の年より488件増えている。
 水谷治紀同署交通課長は、発生件数、事故の型別、道路種別を合わせ分析し注意を促す。
 例えば、西広島バイパスや商工センターメーン道、宮島街道など、車線数や交通量の多い道上にある交差点。右左折した車が曲がった先にある横断歩道を横断中の歩行者や自転車をひくケースが多い。右折車なら車の右横から、左折車なら車の左横から来る人や自転車が見えにくくひいてしまう傾向がある。重大事故につながりやすい。
 同じ状況でも、時間帯によって、周辺状況の見え方が変わる。朝は通勤通学時間で一度に多くの人が渡るのでドライバーが気付きやすい。夕方は歩行者がまばらで、見落としがちになる恐れがある。
 歩行者の道路横断を妨害するのは、道路交通法「横断歩行者妨害等違反」だ。交差点出口の横断歩道でも横断しようとしている人がいないか確認しよう。後続車は、前方車両が歩行者を渡らせるために停止することを頭に入れておく必要がある。
 幹線道では、朝夕渋滞時の追突も多い。少し進んでは停止しを繰り返す。緊張が続く。注意力が鈍ることもあるだろう。急に前の車が動き出し、慌てて続いた途端、再び停止した前の車に追突してしまう。ゆっくり進む渋滞時の追突は、軽微な被害で済むこともある。
 憂慮するのは、渋滞最後尾だ。脇見などさまざまな理由で渋滞に気付くのが遅れたり、速度を落とし切れずに追突することがある。玉突きや死亡事故など被害の拡大につながりやすい。
 同署管内では、通勤時間帯に広島方向に向かう西広島バイパス上り線の庚午ランプ周辺、鈴ヶ峰トンネル入口周辺が要注意。商工センターメーン道も上り線2丁目のサークルワンそば交差点周辺で追突が多発しやすい。
 渋滞する車の傍らをすり抜けて行くバイクも危険。今年1月、西広島バイパス上り線で、渋滞車の間を抜けようとしたバイクが右側乗用車に接触した勢いで左側車線に飛び出し転倒。左側車線を後ろから走って来たトラックにひかれて、バイクの運転者が死亡した。「バイクは車より機動力があるので急ぐ気持ちは分かるが危険。注意してほしい」と水谷課長は話す。
 一方、住宅団地内の車幅の狭い生活道では、車同士の出合い頭や歩行者や自転車をひいてしまう場合が多いそうだ。
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