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災害避難の瞬間
自分で判断して
国迫団地住民が研修

2018年03月02日
国迫団地の住民が柳迫さんの話を聞いて防災時の避難の見極め方法などを学んだ
 
 【西区】広島市西区己斐大迫の国迫団地町内会(森崎晋介会長)が2月25日、同区の己斐上公民館で町内防犯防災研修会を実施した。広島市防災士ネットワーク代表世話人で安佐北消防署警防課の柳迫長三さんが、集まった住民40人に大雨や土石流、地震の際の命の守り方などを話した。
 柳迫さんは、庄原市や広島市の豪雨災害や東日本大震災、阪神淡路大震災などの実例を挙げて、大雨や土石流、地震の際の身の守り方を伝えた。「災害が発生したら、命を守ることが一番大切。水や食料は、生き延びて初めて役立つ」と言う。
 例えば、地域の避難場所に指定されている小学校に避難することが目的ではない。大雨の際に、幼稚園が保護者に園児を迎えに来るように連絡する。「だが、自宅が災害被害想定地域だったとしたらわざわざ危険な場所に帰すことになる」。保護者も自分の住む地域がどんな場所かを知っておく必要を強調した。
 さまざまな災害情報が飛び交う。インターネットやスマホを活用して情報を得て「自分で判断して避難できるようになって」と繰り返し話した。ペットボトルで雨量計を自作して利用することを勧める。雨が降りだして一時間当たりに3?~5?の雨水が溜まるようだと被害が出始めるという。「雨が強まったら雨量計をよく見て、逃げて」。行政の避難警報を待っていて手遅れになるケースがあることを何度も伝えた。
 国迫団地町内会のある己斐上地域は、傾斜地に住宅が密集。己斐断層が下を走る。地域の土砂災害警戒区域図では、安全な場所であることを示す白色、災害時に被害の想定される黄色、被害発生が起きる赤色で区分けしてある。「一番近い白色の場所がどこか、知っておいてそこに逃げて。学校や集会所などが必ずしも安全な場所とは限らない」と警鐘を鳴らす。落ち着いてから避難所に向かえば良いと説明した。
 地域を実際に歩いて危険箇所を事前に調べたり、古老の話を聞いて過去の災害発生状況を確かめたり。さらに得た情報をマップなどにして地域住民に配り、家族や近所で共有しておく必要性を説いた。
宮島街道ニュース

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