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広島ドラゴンフライズ 朝山 正悟 選手 単独インタビュー

2018年04月20日
 ヘッドコーチ解任に伴うBリーグ史上初の選手兼ヘッドコーチの誕生、得点源の外国人選手の離脱などイレギュラーな状況が相次ぐ広島ドラゴンフライズの今シーズン。前節7日の敗戦で目標としてきた1部昇格への道は断たれてしまったが、朝山正悟選手兼ヘッドコーチは「最後まで『広島らしさ』を出して戦い、一つでも順位を上にあげる」と、力強く語る。「兼任」という自身にとっても初めての経験をしているが、どんな状況におかれても冷静に受け止め、ぶれない芯の強さがファンを魅了する。

●シーズン残り7試合ですが今後の戦い方や見所は? 
 「自分たちのやることは何1つ変わりません。選手たちにも伝えましたが、広島ドラゴンフライズのユニフォームを着てコートに立つ以上、広島らしく最後までひたむきに戦う。その責任と覚悟は全員持っています。目指してきた1部昇格がなくなったことは非常に悔しいし、応援してくれたファンやスポンサーの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、選手たちの最後まで戦う姿勢を会場で観て感じ取ってもらえたら嬉しいです。」

●朝山選手のヘッドコーチ就任前と後を比較すると、平均試合出場時間は約5分短くなりましたが平均得点数はほぼ変わりません。ベテランとしての強さを感じます。 
 「ヘッドコーチ就任は、チームにイレギュラーなことが起き、それでも試合を続けていく、B1昇格を諦めないために引き受けたことがスタート。当然、自分には何の経験もなく、また気持ちの準備もなかった。でも「ヘッドコーチをやったからプレーが疎かになった」と思われたくなかったので、兼任すると決めた以上はいろいろなことを覚悟しました。大変になるし、自分自身がずっとコートに立ち続けるだけではだめ。もっともっと普段からチームに対する目配り気配りが必要です。だけど、今シーズン、プレーヤーとして臨んだ自分の目標は最後までやり続ける、そのための準備はしっかりしてきたかな、と思います。」

●キャプテンからヘッドコーチになって変わったことは? 
 「変わり過ぎましたね。選手への言葉づかい、話すタイミング…。キャプテンのときはどちらかというとサポート。例えば、今まではヘッドコーチの言葉に選手がモヤっとしたとき「コーチはああ言っているけど、じゃあお前の良さは何だ?」とか声をかけて、チームの和が崩れかけたとき同じ方向を向かせる役割だった。でも、ヘッドコーチになったら自分が言いたくないことを言わなきゃいけないタイミングってすごくある。それを言ったあとのサポートの部分が抜けてしまった。新キャプテンの北川選手(#11)や仲摩選手(#36)がサポートしてくれているが、言葉はよく考えて発してます。シーズンはまだ残っていますが、ヘッドコーチ兼任は自分のキャリアの中でプレーヤーとしても人間としても間違いなく成長できた経験だと感じます。」

●Bリーグ前身のリーグから通算して500試合出場を果たしました。Bリーグ全プレーヤーの中で28人しか達成していない記録です。
 「以前のリーグに比べ、Bリーグは試合数も多いですし、これから500試合出場を達成する選手はいっぱい出てくると思うので、記録に関して感じることは特にありません。ただ、こんなに長くプレーできていることに関して、これまで僕に影響を与えてくれた人、支えてくれたファン、一番近くで見守ってくれた家族に感謝しかないです。できるところまでやっていきたいですね。」

●ところで、ユニフォーム番号「2」番の由来は何でしょうか? 
 「これを話すと長くなります(笑)。昔からずっと「2番が好き」という感覚を持っていました。この世界に入ったとき、まだプレーヤーだった佐古さん(昨シーズンのヘッドコーチ)が2番をつけていたので理由を聞いたら、「世の中にはナンバー2理論がある」と。つまり「世の中の組織にはトップがいる。トップの人間はすごく素晴らしいのかもしれないけど、すぐ下の2番目の人間がいかに優秀かでトップの素質は決まる」と話してくれました。2番が好きという自分の感覚はこれだ!と思いました。でも佐古さんの言葉なので、僕は言えない(笑)。聞かれても、自分の好きな番号です、とだけ答えています。」

■#2 朝山 正悟(Shogo Asayama)
●神奈川県出身
●age 36
●シューティングガード/スモールフォワード(SG/SF)
●192cm
●88kg
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