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廿日市市の女子高生殺害事件 発生から十三年半 35歳男逮捕 DNAと指紋一致 容疑認める

2018年04月20日

13日に廿日市署に移送された鹿嶋容疑者
 【廿日市市】2004(平成16)年10月に廿日市市上平良の自宅で当時、県立廿日市高校2年生だった北口聡美さんが殺害された事件が解決に向け動き出した。広島県警捜査本部は13日午前7時10分、山口県宇部市の会社員、鹿嶋学容疑者(35)を同事件の殺人容疑で逮捕した。事件発生から十三年半もの間、未解決だった事件。鹿嶋容疑者が同県で起こした暴行事件の際に採取したDNA型と指紋が殺害現場に残っていたものと一致したことが逮捕の決め手となった。
 殺害事件は、10月5日午後3時ごろ発生した。高校から帰宅した聡美さんが、自宅に侵入してきた何者かに刃物で刺された。さらに騒ぎを聞きつけ駆けつけた聡美さんの祖母も重傷を負わされた。刺した何者かは逃走した。
 13日には、住田克俊刑事部長と上川秀樹捜査第一課長、廿日市署の和田敏久署長が、捜査本部のある同署で記者会見を開いた。
 鹿嶋容疑者は、口数は少ないものの素直に話し、聡美さん殺害の容疑を認めているという。鹿嶋容疑者は、事件当時21歳。広島県内に住民票を置いたことはなく、聡美さんとの接点については見当たらず、住田刑事部長は「捜査の中で明らかにしていく」と述べた。
 鹿嶋容疑者が、捜査線上に浮かんだことは一度もなかったという。凶器については、後日、鹿嶋容疑者の自宅および車から計約85点の押収物の中にナイフ1本が含まれており、事件との関係を調べている。
 警察では、事件発生から十三年半の間に延べ約30万人の捜査員を投入。約4万5千人に事情聴取した。各所に犯人の似顔絵など載せたポスターを掲示。さらに市役所やスーパーなど6カ所に情報箱を設置した。
 08(同20)年には犯人逮捕に結びつく最有力情報を提供した人に上限300万円を支払う捜査特別報奨金制度を適用するなどしてきた。10(同22)年には、十五年の時効が撤廃された。
 逮捕を受け、ポスターなどの掲示物も4月14日から順次撤去。情報箱も15日に回収した。事件発生から約5800件の情報が寄せられ、同署は「皆様からの多くの情報提供ならびに各種捜査などへの協力に対し厚くお礼を申し上げます。今後も事件の全容解明に向けてさらに捜査を推進致しますので、引き続き御協力をお願い致します」とコメントしている。

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