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11カ国の留学生 違う「平和」学ぶ 廿日市市で交流会

2018年08月10日

山中恵美子さん(左端)が被爆体験を外国人留学生に話した
 【廿日市市】廿日市市国際交流協会が4日、外国人留学生を対象にした平和交流会を同市市民活動センター(同市住吉2丁目)で開いた。11カ国19人の学生が参加。被爆者の体験談を聞き、参加者同士の意見交換を通して、文化や国による平和の捉え方の違いを知り、見聞を広めた。
 交流会は、留学生が同市にホームステイしながら平和について学ぶ「はつかいち平和ツアーin広島」の一環。平和についての考え方を広げ、考えるきっかけにしてもらおうと、原爆が広島に投下された8月6日に合わせて毎年実施している。
 交流会では、爆心地から1・4?の場所で被爆した山中恵美子さん(84)が当時の様子を語った。まちが火の海と化し、うめき声や悲鳴が飛び交う恐怖を振り返り、核兵器が引き起こす悲惨さを伝えた。「私は被爆体験を語るために被爆したのではない。被爆証言はとても辛く苦しい。生き残った者の使命として誰人にも悲惨な思いをさせたくない」と悲痛の思いで核廃絶を訴えた。
 6日は、バラク・オバマ前米国大統領が一昨年広島を来訪した際の演説や被爆者の証言映像を鑑賞した。4組に分かれ意見交換もした。各自が思う核兵器への考え方や平和の在り方などを話し合った。
 韓国出身のチェ・ボミさん(20)は「朝鮮人が広島で被爆したため、核兵器の恐ろしさは母国でも学んだ。ただ韓国解放にも関連があるため、終戦について日本とは異なる視点も持っている。国や文化の違いによって平和についての認識が異なり、意見を共有し合うことが大切だと感じた」と話していた。
宮島街道ニュース

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