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亥年へ準備万端 宮島張り子黄・茶・橙が鮮やか優しく

2018年12月14日

色付けされてズラリと並んだ亥の宮島張り子。鮮やかな色と大きな目がユーモラスで
優しい。新しい年の幕開けを待っている
 【廿日市市宮島】目標に向かって真っすぐ突っ走る一年に─。
 2019年は十二支の最後、12番目にあたるイノシシ=亥年だ。宮島張り子を制作する廿日市市宮島町の宮島民芸工房が11月28日、イノシシの張り子を一つひとつ色付けして仕上げ作業をしていた。
 張り子の種類は、首振り1種、面が茶と黄の2種、起き上がりが茶、黄、オレンジの3種だ。制作者の田中司郎さん(65)によると、毛並みを描いただけだった十二年前のデザインに、今回は丸の模様を加えた。イノシシのデザインではあまり見ることのないであろう面白い柄を採用したという。また、数年前に海を泳ぐイノシシの映像を観たとき、アンテナのようにピンと立った尻尾が印象的だったそう。首振りと起き上がりには尻尾を付けた。目は、イノシシの勢いを表現したが、鋭い眼光になりすぎないよう気を配ったそうだ。
 下地に一色ずつ筆を乗せる田中さんの細やかな作業を見つめるように、イノシシの張り子が整然と並ぶ。田中さんは「現代の人は考え過ぎるように感じる。イノシシのように、とことん走りながら考えて行動するのも日本人の持ち味。脇目も振らず、猪突猛進の一年にしてほしい」と、願いを込めていた。
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