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平和資料館本館4月リニューアル 1945年8月6日広島語る 現物資料中心の展示へ

2019年03月29日
 広島平和記念資料館(広島市中区)の本館が4月25日(木)、免震及び改修工事を終えリニューアルオープンする。原爆が人に及ぼした被害に重点を置き、実物資料を中心の展示。被爆者の高齢化が進む中、1945年8月6日の広島を語る施設として後世への継承・伝承に一層の力を入れる。
 改修後の本館のテーマは「被爆の実相」。被爆直後のまち並みや住民らの惨状などを伝える「8月6日のヒロシマ」と、被爆者や遺族の思いなどを訴える「被爆者」の2つのゾーンで構成する。さらに「8月6日の惨状」「放射線による被害」「魂の叫び」「生きる」の4つのコーナーに分け、黒い雨の跡が残る衣類や被爆した女性の毛髪、遺品などの当時被爆地にあった実物を中心に約500点を展示する。
 新たな取り組みとして、外国人被爆者の資料を掲示。さらに音声ガイドを現行の2カ国語から5カ国語へ増やす。展示物保存の観点から、展示ケースを紫外線を通さない特殊なガラスを使用し館内照明を下げるなどもする。
 同資料館の収蔵資料は約2万点。一―二年に1回常設展示物の更新を考えているそうだ。
 本館は1955年に開館。2006年に戦後建築物として初めて国の重要文化財に指定された。老朽化した建物の改修に伴う常設展示更新に向け、10年から有識者で構成する展示検討会議で協議。今年の3月までの約十年間で、計25回会議を開き展示内容・方法などを検討してきた。
 志賀賢治館長は被爆者高齢化に伴う継承・伝承者の減少を踏まえ「資料館が1945年8月6日の広島を語る唯一の施設になる。後世に如実に実相を伝えていきたい」と話している。
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