外科新設し6月3日に開始 自力来院可能な軽傷者対象 千田町夜間急病センター
2019年05月31日
広島市医師会が千田町夜間急病センター(同市中区千田町3丁目)に整形外科・外科を新設し、6月3日(月)から診療を開始する。打ち身・すり傷・切り傷・軽いやけどなどの初期治療に当たる。
従来からある内科・眼科の隣に、広島市が整形外科・外科の診察室(鉄骨平屋建て延べ床面積39㎡)を増築した。開設経費は3930万円。年末年始の12月31日―1月3日を除く毎日午後7時半~10時半受付、医師・看護師各1人が常駐する。
軽傷で自力で来院できる患者が対象で、頭部外傷は対象外。同医師会は一日約9~10人の来院を見込む。症状により対応できない場合もあるので、受診前には必ず電話で確認するよう呼び掛けている。
同医師会は「会員のみならず、広大病院や日赤病院、廿日市市の医師などの協力を得て輪番で担当する。軽傷患者の治療に当たることで、救急病院の重傷患者受け入れを強化したい」と話している。
問合は、同センター☎(082)504・9990。