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休暇と労働制度見直し 職員の働き方改革推進 廿日市市の医療法人ハートフル

2019年08月02日

複合施設を新設。職員用の保育園などを拡充
 【廿日市市】医療や介護など手掛けている医療法人ハートフル(廿日市市陽光台、福田純子理事長)が、新たにプロジェクトチームを立ち上げ、職員の働き方改革に力を入れている。育児や通院などのための短時間労働や時間で区切る有給制度などを導入。さらに保育・福祉関係の複合施設を建設し、職員用の保育園を拡充するとともに学童保育を新たに取り入れるなどして、より良い労働環境の整備も進めている。
 同法人は、2017年に「多用な働き方改革プロジェクト」を発足。各事業所の主任〜課長級の9人で構成し、全職員にアンケートを実施。労働などに関する悩みを吸い上げ、対策を講じている。昨年は一時間単位で有給を取得できる「時間単位有給休暇」を導入。今年は、子どもの小学校入学準備や入学後の生活の変化に対応できるよう小学校入学前後期間の「育児短時間勤務」と、学校の臨時休校時に法人内で子どもの面倒を見る「学童保育」を取り入れた。不妊治療やがん治療などを理由とした「特別休暇」も追加した。
 今年3月には同市串戸に複合施設「あまのコミュニティーケアプラザLaLa」の開所式を迎えた。鉄骨造の3階建てで延床面積は約1900㎡。1階に職員用の保育園を移転し、今まで25人だった定員を70人に増やし、地域住民枠を若干名設ける予定。また体調不良で集団保育の難しい児童を観る病後児保育室も備えた。2階、3階には従来、点在していた生活介護事業所、相談支援事業所などの各施設を集め利便性の向上を図る。地域住民との交流の場としてコミュニティホールも完備した。
 同プロジェクトのチームリーダーを務める障がい者支援部の立花英美部長は、一時的な休暇を理由に退職を悩む職員からの相談が同チーム発足のきっかけになったという。「同様な悩みを抱える職員が潜在していると感じている。働きやすい環境を整え優秀な人材の退職防止につなげたい」と話している。
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