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佐伯醤油が最高賞受賞 九十五年味守り2度目 全国醤油品評会

2019年11月01日
 【廿日市市佐伯】廿日市市津田の佐伯醤油㈲(阿須賀謙治代表取締役)の醤油「まるさ 特選 本醸造」が10月1日、第47回全国醤油品評会で最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。三年前に続いて2度目の受賞。創業九十五年の老舗が守り続ける伝統の味が認められた。阿須賀代表取締役は「日ごろから食べて支えてくれた地域の皆様、改めてありがとうございます」と、感謝を口にした。
 同品評会は醤油の品質向上と表示の適正化を図り、業界の健全な発展に寄与することを目的に毎年開催されている。醤油の色・香り・味を、3度の審査を通して評価する。今回は、全国各地から351点の応募があった。
 受賞した同醤油は、2代目で阿須賀代表取締役の父である俊三さんが約四十年前、地元の消費者の声を聞きながら開発した。代替わりしても、父の完成させた「広島県民の嗜好(しこう)に合い、一般家庭でも使いやすい味」を守ってきた。
 俊三さんは受賞の知らせを受けた日、亡くなった。阿須賀代表取締役は、病院から自宅に帰ってきた俊三さんに報告したという。「最初の受賞のとき父は涙を流して喜んだ。今回も喜んでいると思う」と振り返った。
 醤油を作る両親の背中を見てきた阿須賀代表取締役が、会社を継いだのは十四年前。当初は醤油作りの技術があるわけではなかったという。原料の味、生揚げの香りなどのちょっとした違いに敏感に反応し、調べたり研究したりしてその理由を探り知識や技術を身に着けてきた。「今後も商品を作る上で「これでいいだろう」ということにはならない。ちょっとした変化を見逃さず作っていく」と、気を引き締めていた。
 価格は、一升瓶(1・8ℓ)790円(税別)、1ℓ440円(同)。スーパーなどで販売している。
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