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廿日市市へ井戸寄贈  停電時も組み上げ可 山本まさと記念事業団  「活動全国に広まって」 広島市への寄贈も検討

2020年01月17日

山本代表理事(左)が住民と一緒に井戸の水を組み上げ、使い方を説明
 
 【廿日市市】広島市佐伯区の一般財団法人山本まさと記念事業団(山本正登代表理事)が昨年12月5日、被災時の緊急用井戸2基を廿日市市に寄贈した。7日に同市役所で松本太郎市長が山本代表理事に感謝状を贈呈。式後には井戸を設置した同市中央市民センターで、地元住民らに井戸を披露し、使い方などを伝えた。
 井戸は、指定避難所となっている同センターと平良市民センターの両敷地内を掘り、設置した。停電時でも水を組み上げることができるよう電動・手動の両駆動式で、水は生活用水用。手押しポンプとは別に蛇口も設け、水を出そうとひねると電動ポンプが作動。閉めると自動で停止する仕組み。井戸掘りや設置費用、組み上げ機など含め、2基合わせて約100万円掛かったそうだ。
 同事業団は10人弱で構成。廿日市市に工場を構える㈱ケミカル山本の代表取締役社長を務める山本代表理事が、地域貢献などを目的に昨年8月に設立した。今回の井戸寄贈が創立後初の取り組みで、全国的に起きている自然災害の報道を受け思い立ったそうだ。
 当日の組み上げ作業には、地元の自主防災組織のメンバーや住民らが集った。手押しポンプや電動ポンプで水が排出される様子を見学後、山本代表理事に感謝を伝えていた。
 山本代表理事は「近年の災害で、水不足のニュースをよく耳にする。いざという時の備えとして活用してもらいたい。この活動を機に、賛同する団体が増え、全国各地に広まってほしい」と、市内の各避難所や㈱ケミカル山本の本社を据える広島市などにも井戸の寄贈を検討しているそうだ。
 市は、井戸を緊急時だけでなく、住民らの避難訓練での活用も考えている。
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