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旧玖島小校舎に地域交流拠点 2階3階は企業に貸し出しも 廿日市市が新年度予算案に組み込み

2020年03月13日

2015年に閉校した旧玖島小学校
 【廿日市市佐伯】廿日市市は2015年(平成27)に閉校した旧玖島小学校の校舎に、地区内外の交流や地元住民の活動する交流拠点を整備する方向性を示した。校舎1階をグラウンドや体育館と同様に地元コミュニティ団体に管理を委託し、2階・3階フロアは企業に貸し出す。3月定例会で交流拠点整備の関連議案が議決されれば、20(令和2)年度に実施設計を始める。翌21(同3)年度に着工、22(同4)年度の完成を目指している。
 同市によると、校舎1階のトイレや玄関をバリアフリー化する。調理場や屋外の軒先などを改修し、旧理科室にはエアコンを新設する。駐車場も現在の8台から18台に増やす。来年度当初予算案に新規事業「玖島地区の交流拠点整備」として実施設計費用約250万円を計上した。再来年度の工事費は約3000万円を見込む。
 完成後は、地区コミュニティが現在毎月1回開催しているカフェや野菜市を週3〜4回の頻度で開催する予定。旧理科室では、農作物をジャムや漬物などに加工する場として活用。旧校長室を校舎管理事務所兼コミュニティ事務所として使い、旧職員室をサロンなどのイベント会場などのフロースペースとして活用する。
 2階・3階フロアは、民間企業に貸し出す。来年度に公募内容を定め、21(同3)年度から募る予定。1階フロアとの相乗効果や新たな雇用の創出などを期待する。
 同小学校の閉校後、地区コミュニティは市と同校の活用方法を協議してきた。他市の視察や研修会を開くなどして構想を練ってきた。19(平成30)年には地元住民に校舎を残すか壊すかなどを問うアンケートを実施。6割が校舎の存続を願う回答だった。コミュニティは、今年1月に松本太郎市長を訪問。校舎の活用と改修の要望書を提出した。
 佐伯地域には、同小学校と同年に閉校した浅原小学校がある。同校は17(同29)年度に解体が始まり、19(同31)年度には新設した交流会館の供用を開始している。同市佐伯市所の弘胤堅二支所長は「玖島小学校は浅原と違い、耐震強度が基準を満たしている。残すか解体するかの選択肢があった分、決めるのに時間がかかった」と話す。
 市は、交流人口増加の起因になるとし、移住定住の窓口としての役割も検討している。
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