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人inにしひろしま 森脇 俊博さん(70)

2020年09月11日
 高齢化の進む廿日市市佐伯地域で、耕作放棄地の活用を模索する。畑を耕してジャガイモを作り、ネット通販「POCKETMARCHE(ポケットマルシェ)」に出品。関東や関西、九州地方など全国から注文を受けている。軌道に乗せ、地域活性化につなげたいと考えている。

[ネットで直販売]
 自身の田んぼで米を作るほか、昨年から地域の耕作放棄地の一部でジャガイモの生産を始めた。加熱するとホクホクした食感を楽しむことができるというアンデスレッドなどを育てた。
 ジャガイモは、農業者や漁師が購入者と直接やり取りする「POCKETMARCHE」に出品。収穫前から予約注文を開始し、サイト利用者とメッセージを交換するなどして販売している。新型コロナウイルス禍で、対面しないネット通販は安心感があったのか、注文が多かったという。
 購入者が、写真付きでメッセージを送ってくれた。「おいしかったです」と、おかずになったジャガイモの画像に、顔がほころぶ。直接届く消費者の声が活力になる。
 保育園児のジャガイモ掘り体験にも協力。小さな手はジャガイモだけでなく虫も掘り起こし、畑に歓声が湧いた。
 耕作放棄地で育てた野菜の販売を軌道に乗せ、次の世代に引き継ぎたいと構想している。

[ノウハウを生かす]
 食品工場の機械を作る会社で設計を担当し、定年退職した。機械いじりはお手の物。農業のために購入した中古の農機具は、全て自分で分解し掃除する。機械を格納する倉庫を設計して建て、ジャガイモを保管するコンテナも冷蔵庫に改造した。現役時代に身に付けたノウハウを人生の次のステージで生かし、地域に貢献する。
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