一面

西広島の今を伝えます
  • 最新号
    (10.30発行)
  • 一面
  • くらし
  • 地域
  • ビジネス
  • スポーツ
  • 医療
  • イベント
  • 募集

佐方獅子舞保存会 家祓い

2020年09月18日
 廿日市市の佐方地区では、獅子舞による「家祓い」の風習が残っている。佐方獅子舞保存会が伝統を紡ぎ、新居の厄を払い、完成を祝う。9月中旬には、同地区の新築で執り行い、移り住む夫婦を歓迎した。
 同地区の獅子舞は、戦争により途絶えていたが、当時の獅子頭を発見し、地域住民の手で復刻。1999(平成11)年に佐方獅子舞保存会を立ち上げ、六十年ぶりに獅子舞が復活したという。以降、祭事や成人式などで舞うほか、元日には佐方地区を巡回するなど、伝統を継いでいる。
 当日、獅子は屋外の厄を落とし、屋内の各部屋を清めて回り、夫婦の頭を噛み邪気を払った。太鼓の音色を聞きつけ見に来ていた近隣の子どもたちにも噛みつき厄除け。神事後には、新居に住む夫婦があいさつに立ち、地域住民に顔見世した。
 同保存会が「家祓い」を執り行うのは三年ぶり。同保存会の橋本和宗さん(48)は、棟上げの際の餅まきなどの伝統が廃れてきているという。「厄を払うだけでなく、近所へのあいさつの意味もあり、今後の付き合いにつながる。2人が地域に溶け込め、繁栄してくれればうれしい」と、願っていた。
一面ニュース

西広島タイムス電子版


令和2年10月30日 第1614号

パソコン・スマホで読めます!

西広島タイムスを
新聞をめくるように
読んでいただけます。

広告もご覧いただけます。

バックナンバー