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はつかいち美術ギャラリーで 津和野街道の魅力や歴史 127点の資料や絵を展示中

2020年09月25日

津和野街道にまつわる食や文化、史跡など描いた絵画が並ぶ
 【廿日市市】歴史的資料や絵画など127点が並ぶ「津和野街道の歴史と津和野街道百絵図」が17日、はつかいち美術ギャラリー(廿日市市下平良1丁目)で始まった。同街道でつながる同市と、島根県鹿足郡の津和野町・吉賀町の3市町と廿日市地区まちづくり協議会で構成する同街道交流協議会の初めての事業。期間は10月4日(日)まで。初日は開会式を開き、各市町の代表者が同街道を通して親交を深め観光振興の相乗効果を期待した。
 同街道は、江戸時代に津和野藩が参勤交代で通った道。同市から津和野町までの80㎞弱で、物資や文化、情報などを伝える役割も担っていたという。1867年に起きたキリシタン弾圧(浦上四番崩れ)で、捕らえられた信徒たちが津和野藩に行く際に歩いたことから、キリシタン流配の道として現在でも徒歩巡礼が実施されているそうだ。
 同展示では、日本で初めて西洋式測量方法を使い地図を描いた堀田仁助の手掛けた地球儀(複製)や「津和野藩江戸上屋敷絵図」、葛飾北斎の「富嶽百景 鳥越の不二」(パネル資料)などがある。今年6月に他界した同市阿品台の平昭治さん(享年81)が同街道にまつわる食や文化、史跡などを描いた絵画「津和野街道百絵図」100点も並んでいる。
 初日は約200人が来館した。同街道を歩いたことのある広島市在住の70歳代女性は「きれいな絵で魅力がしっかり再現されている。景観が思い浮かぶ」と、絵画を眺めていた。
 同藩が物流や参勤交代の海路をとるための拠点として、1620年に現在の廿日市市桜尾本町に「船着ノ蔵屋敷」を設け、今年で四百年の節目を迎える。同協議会の会長を務める松本太郎廿日市市長は「3市町とともに歴史を継承し、津和野街道を新たな観光資源にしていきたい」と話している。
 同展は入場無料。
 問合は、同ギャラリー☎(0829)20・0222。
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