地域ニュース

西広島の今を伝えます
  • 最新号
    (10.30発行)
  • 一面
  • くらし
  • 地域
  • ビジネス
  • スポーツ
  • 医療
  • イベント
  • 募集

キラキラ輝くレディース KYONSUN BALLET CLASSバレエ講師兼バレエダンサー朴慶順(パク・キョンスン) さん(28)

2020年10月02日
ロシアの名門・ワガノワへ
反対乗り越え夢を貫いた 

 「諦めない」─。世界中からバレリーナの集まる名門・ロシア国立ワガノワバレエアカデミーのオーディションに合格し、17歳から三年間学んだ。ロシアに行くまで協力的でなかった周囲に対し、「私はバレエをする」という自分の正直な気持ちを守り、夢を貫き通した。 出身は奈良県。7歳でクラシックバレエを始め、12歳のとき「本格的に習いたい」と、ロシアでのバレエ経験を持つ指導者の教室に移った。ワガノワバレエアカデミーへ行くことがバレリーナになるための目指すべき道になった。
 中学時代は下校後、ほぼ毎日午後10時や11時ごろまで練習。いつもバレエ優先で、レッスンを受けるため学校を早退することもあった。そんな娘の生活を、学業を疎かにしてほしくない両親は反対。「日本では学歴が必要。バレエを応援する家庭環境ではなかった」。ネガティブな声は、親戚や学校からも耳に入った。両親から「チャンスは1回だけ」と釘を刺されたワガノワのオーディションを通過したとき、思う存分バレエができる環境へ進めることに胸が高鳴った。
 ロシアでは外国人留学生への冷遇も受けた。だが「世界を目指すならどこにでもあること」と割り切った。19歳のとき、学校公演で世界最高峰のマリンスキー劇場の舞台に立ったことが「一番うれしかった」と振り返る。
 卒業後、ウクライナやロシアのバレエ団で約六年間、バレリーナとして活躍。夢を叶えた。
 今年4月、夫の仕事の関係で広島に来た。ロシアで培ったバレエテクニックを伝えたいとバレエ教室を開き、新たな人生の舞台を進み始めている。

●教室所在地…広島市西区己斐本町1丁目14-14  7F
 ☎050・5875・8227
地域ニュース

西広島タイムス電子版


令和2年10月30日 第1614号

パソコン・スマホで読めます!

西広島タイムスを
新聞をめくるように
読んでいただけます。

広告もご覧いただけます。

バックナンバー