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コロナ感染疑い患者搬送 廿日市市が特別車両導入

2020年11月20日

前・後席をパーティションで隔離している車内を確認する松本太郎市長
 【廿日市市】廿日市市が新型コロナウイルスの感染疑い患者を搬送する特別架装車両を導入し9日、配備した。災害発生時の避難所への搬送や宮島島内の観光客に疑い患者が発生した場合などに活用。保健所と連携し、クラスター発生時の対応にも出動する。
 同車両は「マツダCX―8」でドライバー含め6人乗り。前席と後席をパーティションで隔離し、隔壁越しに会話できる通話システムを備えている。車内空気が常時、前席から後席に流れるよう気圧差をつくる後方排気システムも搭載。エアフィルターを通して排気する。車両購入費用の約410万円は、県の補助金で賄った。
 活用は大きく3つ。1つは災害時に、自宅で健康観察中の濃厚接触者を感染防止対策を整えた避難所へ搬送する。2つ目は、宮島島内の観光客などに疑い患者が発生した際に検査・医療機関へ運ぶ。3つ目は、クラスター発生時。検査機関への移動困難者が多数いる場合に出動する。ほかにも、物資の運搬など新型コロナ関連業務にも従事する。
 疑い患者の搬送は、感染防護した市職員2人体制で対応する。患者の搬送は基本1人ずつで、家族や同居人も疑いがある場合は同乗できる。搬送先の検査・医療機関における車内のPCR検査にも対応する。
 同市健康推進課によると、直近一カ月間の市内のPCR検査件数は約130件。疑い患者などの搬送については県西部保健所が担っている。同保健所には6月に同様の車両を配備。県西部厚生環境事務所の小池英樹所長によると、少なくとも週に1度の頻度で稼働しているという。要請が重複した場合は、パーティションなどを施した公用車で搬送することもあるという。
 松本太郎市長は「これから寒くなり感染拡大期に入ると思われるため、保健所の負担軽減を図りたい」と話している。
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