一斉がん検診月間 32医療機関で日曜 6日から
2019年10月04日
広島県は平日にがん検診受診が難しい人に検診を受けてもらおうと、10月を「がん検診一斉受診月間」として6日から、日曜日に検診を実施する。県内のがん検診受診率の伸び悩みを受けて、昨年度から始めた。
県内の32医療機関が協力し、11月10日までの日曜日に検診する。女性が受診しやすいように、20医療機関は女性医師・女性スタッフが担当する。
県によると、昨年10月21日・28日の二日間実施したがん検診の受診者アンケートでは、8割が女性。全体の7割が仕事を持ち、2割が初めてだった。
昨年10月の日曜日の受診者数は男性195人、女性961人、合計1156人だった。一昨年10月平日に比べ昨年同時期は受診者が増加し、一定の波及効果が認められたという。
早期発見が死亡率低下に効果があると厚生労働省の指針で示された、5つのがん(肺がん・胃がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん)検診の定期的な受診を県は勧めている。
休日がん検診実施機関は、広島県の「がん検診一斉受診月間」特設サイトで確認を。
問合は、県がん対策課☎(082)513・3063。