五日市が今シーズンV3 決勝は逆転サヨナラ勝ち 広島市少年野球協議会親善大会で
2020年10月09日

決勝では逆転サヨナラ勝ちで優勝旗を手にした五日市少年野球クラブ
【佐伯区】広島市佐伯区の五日市少年野球クラブ(河野和彦監督)が、「広島市少年野球協議会親善大会」(9月21日・22日、佐伯運動公園など)で優勝に輝いた。25チームが2ブロックに分かれそれぞれ優勝を争った。今シーズン就任した河野監督の下、新生五日市が優勝旗を手にした。
1回戦で温品ヤングウルフクラブと対戦した五日市。1回裏に厚井涼良(6年)の先制適時打で機先を制し、2回には田村快都(同)の本塁打で主導権を握った。先発の平盛航太(同)は3イニングを1安打に抑え、最終回に7得点を奪いコールド勝ちを収めた。
続く準決勝の南観マリナーズ戦は、西本隆之助(5年)の先制タイムリー安打や岩崎瑛太(6年)の本塁打など4得点を奪った。マウンドでは、厚井―平盛が完封リレーを演じ決勝戦に駒を進めた。
優勝を懸けた決勝戦の相手は、祇園オアシス。試合は、2点を奪われ0―2のまま最終5回裏へ。2死走者無しと追い詰められたが、「保護者の声援があり、負ける気はしなかった」と河野監督。応援を背に、四死球などで満塁の好機に。厚井が適時打で同点にすると最高潮に。最後は岩崎がレフト前安打を放ち劇的なサヨナラ勝ちで、今季3度目の優勝を決めた。
河野監督は「諦めない気持ちがあり、気持ちで勝った」と話す。今年の目標は、6年生の選手数と同じ優勝旗。残り3本の奪取に向け意気込んでいた。
竹下キャプテンは「皆が声を出し合い打線がつながった。最後まで諦めずに戦った。声を出し合い勝ち続けたい」と話している。
五日市では、5年生以下の選手を募集している。
問合は、保護者会岡田会長☎080・1947・1300。