広島ドラゴンフライズ B1での挑戦始まる!!
2020年10月23日
Uー19日本代表経験を持つルーキーのアイザイア・マーフィーがチームを牽引する活躍を見せた
【西区】男子プロバスケットボールBリーグ1部の広島ドラゴンフライズが9日、2020─21シーズン第2節で、ホーム開幕戦を広島サンプラザホールで開催した。昨季Bリーグ覇者のアルバルク東京に71─80で惜敗し、10日の2戦目も71─81。連敗だったが、王者相手に最後まで猛撃した。
今季から1部に昇格し初のホーム試合。9日、広島のスターティングメンバーには、新加入の田渡凌、アイザイア・マーフィーが入った。第1クォーター、U─19日本代表経験を持つマーフィーが、ルーキーらしい気迫あふれるプレーでチームを牽引。身長211㎝のビッグセンターが守る敵陣を、高い身体能力を生かし攻め込んだ。第1クォーターを21─15のリードで終え、チーム得点の内12点をマーフィーが奪った。
第3クォーターで東京に逆転され、迎えた最終・第4クォーター。広島は3点差まで追い上げるなど、最後まで王者に食らいついたが、力及ばず敗戦した。
試合後、広島の堀田剛司ヘッドコーチは「選手たちはエナジーのあるプレーをした。ミスが多くリバウンドも取られたのでしっかり修正したい」と振り返った。
マーフィーは「ルーキーだから、コートに出たらとにかくハードにプレーすると決めていた。自分の強みであるトランジションと速いバスケットで良いテンポを作れた。ファンの声援がサポートになった」と話していた。
B1での挑戦は始まったばかりだ。