未来残したい資源 絵と写真で 河上さんと大塚さん最優秀賞 佐伯区で切手に採用
2021年01月08日

最優秀賞を受賞した河上志麻子さんの「We Love湯来」(上)と大塚康弘さんの「五日市港の日の出」
【佐伯区】広島市佐伯区で昨年11月にあった「アートフェスタ佐伯区2020」の一環で、広く募集した「未来に残したい佐伯区の地域資源イラスト・写真」の最優秀賞・優秀賞が決まった。同区の未来に残したい景色や伝統、見てもらいたい場所など思いの込もった作品が選ばれている。同区実行委員会主催。
旧佐伯郡五日市町が同市と合併し「佐伯区」が誕生し三十五周年、旧佐伯郡湯来町と合併して十五周年。記念して同区の景色や神楽など伝統、地域の銘木に散歩道など見てほしい・知ってほしい場所など同区の魅力が広く伝わる作品を募った。イラスト部門28点、写真部門11点の応募があり、審査の結果、最優秀賞各1点、優秀賞各2点を選りすぐった。
イラストで最優秀賞を受賞したのは、河上志麻子さん(同区)。「We Love湯来」と題し、同市植物公園のシンボルツリーでもあるバオバブをはじめ湯来町特産のコンニャクイモ、牛乳を持ったウシ、イノシシなどが気持ち良さそうに温泉に浸かっている作品。
写真の最優秀賞は、大塚康弘さん(同区)が「五日市港の日の出」。朝日が昇りオレンジ色に染まった景色が印象的な作品。
両作品は、節目を迎え作成する記念切手シートの図柄に採用する。シートは、2月以降に同区内や周辺地域の郵便局で販売する予定。
優秀賞は次の通り(地元関係分、敬称略)。
【イラスト部門】
萱原京子さん(同区)
【写真部門】壹岐祐介さん(広島市佐伯区)、大部交さん(同区)