新年挨拶文
2021年01月08日
感染対策を万全に 女性活躍のまちへ
廿日市市長 松本太郎
皆様には、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、春先から新型コロナウイルスが猛威をふるい、その対応に追われた年でした。
この未知のウイルスのまん延は、全世界に恐怖をもたらし、社会経済活動に多大な影響を及ぼしています。
いまも医療や介護など社会の最前線で私たちの生活を支えていただいている皆様方に、敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。
「恐れるべきは、人ではなくウイルスです。」一人一人が正しく理解し、互いに支え合う気持ちを大切に、誤った情報に惑わされて人を傷つけることがないよう、正しい周知に努めます。
本市では、昨年2月に、新たな宮島口旅客ターミナルがオープンし、多くのお客様をお迎えできると期待していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、宮島への来島者数は、一昨年の465万人から214万人へと、大きく減少しました。皆様に安心してお越しいただけるよう、それぞれの場面での感染症対策に万全を尽くしてまいります。
また、昨年12月には、全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」の認定を受けました。県立佐伯高等学校女子硬式野球部の活動を支援し、女子野球に関連するイベントなどを通じて、女性が活躍できるまちづくりに取り組みます。
結びに、新型コロナウイルスの一日も早い終息と、新しい年が、市民の皆様にとりまして、健やかで喜びに満ちた一年となりますことを心から祈念いたしまして、新年のごあいさつとします。