新型コロナ高齢者向けワクチン接種地元でも
2021年04月07日
地元広島市と廿日市市で新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種が始める。広島市は16日(金)から、廿日市市では26日(月)の週から開始する。
広島市では5日の週に届く1箱(485人分)を、本格実施に向けたトライアル(試行)と位置付け、集団接種と個別接種に分け実施する。集団接種は、民間商業施設・安佐北区白木地区・福祉施設で390人を予定。個別接種は各診療所など95人。対象は、集団接種は地域の住民団体などと協議し選定。個別接種は、同市医師会を通し接種を担う医療機関を決め被接種者を決める。
対象者には、4月9日から接種券を郵送。4月10日に開設するコールセンターで予約する。
同市では、以降の接種方針を定めている。高齢者・障害者施設の入所者や病院入院患者、80歳以上、65歳以上80歳未満の高齢者の順で接種する計画。
廿日市市は、4月23日(金)から対象者約3万7000人に接種券を発送する。最初に26日(月)の週から高齢者施設や施設従事者へ先行接種する。5月上旬から有床病院の入院患者に実施する予定という。
5月21日(金)からは山崎本社みんなのあいプラザ、さいき文化センター、吉和福祉センター、広島生活習慣病・がん健診センター大野で集団接種をスタートする。診療所などでの個別接種は、6月ごろから約60カ所を見込む。
コールセンターを開設し相談を受け付けている。接種の予約は、5月6日(木)から。
同市でも医療従事者など、高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた人)、高齢者以外で基礎疾患ほある人や高齢者施設などで従事している人と優先順位を定めている。
両市ともスケジュールについては、ワクチンの供給状況によって変更する可能性がある。
コールセンターの問合は、広島市☎(082)513・2847(24時間対応)。廿日市市は、フリーダイヤル0120・528・529(平日午前8時半~午後5時)。